燻製をやってみたいけど、何から手を付ければいいかわからないという初心者の方は多いと思います。
燻製器は必要なのか、それとも何か良い方法があるのか、調べていても情報がたくさんあるので迷ってしまいますよね(^_^;)
この記事では初心者におすすめの燻製器の選び方や特徴などをわかりやすく紹介しています。
すでに何度か燻製づくりをやってみて、燻製器が欲しくなったけどどう選べば良いのかわからない場合に読んでみてくださいな^^
わざわざ専用の道具を購入しなくても、家にあるフライパンなどを利用して燻製づくりに挑戦することはできます。
運が良ければ何も買わずにわりと簡単にできますので、ちょっと試してみたい場合などは先にこちらを読んでみてください。
初心者が燻製器を買うならこれがおすすめ
私が初心者の方におすすめする燻製器は、大きく以下の3つに分けられます。
・燻製鍋
・燻製器(金属)
・燻製器(ダンボール)
ここでは燻製器の方向から説明し、後の項では燻製づくりの種類(つまり、あなたのやってみたい燻煙の方法)の方向から説明しています。もしこちらを読んでよくわからなかった場合は後の項も合わせてどうぞ^^
燻製鍋
屋内でも屋外でもどちらでも使えますが、サイズはあまり大きくありません。煙があまり出ないように隙間が小さいので、換気扇の近くで使用すれば部屋に臭いがつくリスクも低めです。
長時間の温燻も可能ですが、どちらかというと熱燻で短い時間で香り付けするのに向いています。アウトドア器具というよりは料理色のほうが強い調理器具です。
↓こちらは楽天のランキング1位の燻製鍋になります。特に燻製初心者の方にはおすすめの商品です。
燻製器(金属)
金属製の燻製器とカセットコンロがあると、多くの燻煙のバリエーションに挑戦できます。でも残念ながら屋内で使用するのには向いていません。
燻製鍋よりも大きいものが安い値段からありますので、屋外で一度に多くの量を燻煙したいならこれがベストです。
こちら↓の商品は初心者の方がいろいろ試してみたい場合に最適と言えるお得なセットになります。屋内での使用には向きませんが、個人的にかなりおすすめです。とにかくセット内容がお得過ぎます^^
燻製器(ダンボール)
コスパ最強の燻製器です。ダンボール製ですが、繰り返し何度も使用できます。引火するともちろん燃えますので、屋内での使用はなるべくやめておいたほうが安全です。
スモークチップでの燻煙はできません。スモークウッド専用になります。
縛りは多めですが、もっとも手軽に燻製作りに挑戦できるアイテムと言えるでしょう。とにかく安いです。それでいて本格的な燻煙にも挑戦できます。
ダンボール燻製器を自作する場合は、こちらのページのものがわかりやすくて作るのも簡単です。
→使い捨て段ボール燻製器を自作して室内で色んな食材を燻製してみた(外部サイトへのリンクです)
燻製器の選び方 初心者はまず自分の嗜好を見つけよう
それぞれ特徴がありますので、購入を検討する上で考慮すべき点をまとめました。
これさえ気をつけて選べば大丈夫なはずです。逆に言うと、このへんを考えずにうっかり買ってしまうと、あとで困ったことになるかもしれません(^_^;)
初心者の方は、どんな燻製づくりがしたいのかというのが、まだ定まってはいない場合が多いと思います。
まずは自分の都合や嗜好に合うものを探しましょう。
・屋内メインかどうか
・長時間の燻煙(しっかりと燻煙)をしたいのかどうか
・一度に多くの量を燻煙したいかどうか
それぞれ詳しく説明していきますのでご安心ください。
屋内か屋外か
食材に香り付けする感覚で熱燻(高い温度で短い時間の燻煙)をするのであれば、燻製鍋がもっとも便利です。屋内でも屋外でも使えます。
もし屋内でしかやるつもりが無いならもう燻製鍋で決まりです。
屋外で行うならおすすめのうちどれでも良いのですが、私がもっともおすすめするのはダンボールの燻製器です。スモークウッドに火をつけて待つだけ。スモークチップは慣れないとすこし扱いが難しいです。
でもチップも試してみたいなら金属製の燻製器を買いましょう。安いものが3000円ほどで購入できます。
長時間の燻煙をしたいのかどうか
長時間(1時間以上)の燻煙を行う場合は、安全面や煙の臭いが部屋の内部にこもってしまうことなどを考慮すると、屋外のほうがベターです。
そして、せっかく長時間の燻煙をするなら、量も多いほうが嬉しかったり無駄が少なかったりと、メリットが増えますので燻製器(金属)か燻製器(ダンボール)を選ぶのが良いかと思います。
燻製鍋の場合、食材と熱源が近いというのもあり、長時間の燻煙は火が通り過ぎるというのもあります。
食材によっては問題ありませんが、たとえばチーズなどは溶けてしまう可能性が高まります。(温度計をちょくちょく見て調整するなどの対処法はあります)
一度に多くの量を燻煙したいかどうか
一度に多くの量を燻煙したいなら、先にすこし触れたように燻製器(金属)か燻製器(ダンボール)です。ただし、煙が充満する空間の容積が大きいと、それだけ煙の量も増やさないと薫香も色づきも弱くなります。
スモークウッドを2本同時に着火したり、チップなら量を増やさないとうまくいきません。ご注意ください^^
燻製鍋は大型のものもあるにはありますが、初心者の方が手を出すには高額すぎるのかなと(^_^;)
まずは手頃なお値段の道具を使用して、色々な燻製作りをやってみて、もし欲しくなったら・・って感じがいいんじゃないかなと思います。
「燻製器のおすすめ 初心者に最適なのは?」編集後記
項としては形にしませんでしたが、燻製作りを料理感覚で楽しみたいのか、アウトドア感覚を楽しみたいのかというのもあるかと思います。
ゴリゴリのアウトドア派なら燻製器(金属)がおすすめですが、もちろん燻製鍋でもOKです。
すこしゆるめのアウトドア派なら燻製器(ダンボール)がおすすめ、インドア派は燻製鍋がベスト。
以上です^^
記事をお読みいただきありがとうございました。